メイ首相辞任!!イギリスのEU離脱問題についてと新興国通貨について(5月の収支)
ついに、メイ首相が辞任を表明してしまいました。
次は、誰が首相になるかは分かりませんが、メイ首相はEU離脱に関して合意を得たうえでの離脱が最善だと語っていますが、「合意なき離脱」も辞さない強硬離脱派たちに勢いがあるので、まだまだ話が続きそうですね。
一応、離脱合意案っていうのがあるみたいなんですが、これまたイギリス側にすごく不利なことばっかりが書いてるいるんですよね。
ざっくり言うと、合意案を呑んで離脱した場合は、税金が値上がり、各種サービスが縮小してさらに値上げ。さらにはEUで決めたことはイギリスは守らなければならないし関税自主権も事実上ないのだとか。なんとも横暴な案がたくさん..
・関税自主権(かんぜいじしゅけん)とは、国家が輸入品に対して自主的に関税を決められる権利。一般に関税自主権が話題にあがる時は、関税自主権がない事について述べられることが多いが、一般にここでいう「関税自主権がない」とは他国が勝手に税率を設定できることを指すのではなく、税率の改訂に他国との交渉を必要とする場合を指す(協定税率)-Wikipediaより
しかし、これを呑まずに合意なき離脱をした場合は、事実、国際協定の一方的な放棄なので、EU各国と関係の高い国からの信頼が一気に落ちることになります。これがどういうことかというと、せっかくイギリスがいい物をつくったとしても、売れない...なんてことがザラに起きるようになるわけですね。これを避けたくて、メイ首相は合意ありの離脱をしたかった訳ですが、目先のことだけを考えてとりあえず「とっとと離脱しろよ」的なことを考える議員が予想以上に多く、メイ首相が辞任することになった。みたいです涙。
しかし、強硬離脱派も政治家ですから、先のことを全く考えていないということでもなく、実際の多くは国民の再投票など水面下で企んでいる人が多いとかなんとか。
どちらにせよ、まだまだ目が離せないので、注目したいですね。
トルコリラについてですが、トルコの大統領が29日、トランプ大統領と電話会談し、6月下旬にG20のため日本を訪れる際に首脳会談を行うことで一致したとのことで合意したことを発表した。トルコによるロシア製ミサイル防衛システム「S400」などについて協議するとのことで、この情報からトルコリラが上昇したとかんがえられます。
6月下旬のG20には、様々な面で期待と注目が集まります。
また、メキシコは米国と移民問題で揉めていますね。米国がメキシコに対して、移民問題に対策を講じなければ、徐々に関税を課すとしてメキシコペソは暴落。5.600を割ってきました。しかし、メキシコは米国との対立は避けたいと言ってますので、今後の移民対策をどうしていくか気になります。
そして、ランド円も大幅に下落。このまま6円台が見えるかもしれません涙。
(私は7.57Lで捕まってます)
新興国通貨に関わらず、クロス円で全体的にトルコリラ以外は大幅に円高がすすんでいる状況ですが、私は今後どうなるか先が見えないのでレバレッジを5倍以下に調整して短期トレードをしていきたいです。
それでは今週も、お疲れさまでした。
【今週・今月の収支】
今週
トレード 1150円
スワップ 3622円 (ランド円7.57L持越し中涙)
合計 4772円
今月
トレード 10880円
スワップ 11455円
合計 22335円
でした〇