トルコの利下げからの為替相場とランドの格付けについて(今週の収支)
今週もおつかれー(ノ)・ω・(ヾ)
さて、今週は色々な動きがあった週でしたね。
トルコリラの政策金利の発表
ランドの格付け
英のEU離脱の件。などなど。
EU離脱に関して過去記事で軽くかいたので、今回はトルコリラの動きとランドの動きについて、まとめて置いておきますね。
まずは、トルコリラ関連のニュースを振り替えって見てみましょうか。
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トルコ中央銀行は25日に政策金利を4.25%引き下げ、19.75%とすることに決めています。
トルコが政策金利を下げるのは約3年ぶりらしく、インフレの緩和がみられたのこと。
トルコ中銀は声明で「物価上昇率の見通しは改善を続けている」などと理由を説明しました。
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たしかに、2018年の夏(俗にいうトルコショック)と比べインフレの緩和。さらに通貨防衛のための金利24%という引き締めや近々、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ見込みが強まっていることで、トルコが利下げをしても再び資本流出が起きるリスクは減っており、中銀が利下げに動くことは当然と言えそうです。
しかし、ここで問題が。
政策金利は下がるのは市場の予想通りでした。
しかし市場の予想は、2.5%の利下げでしたが結果は4.25%引き下げています。
その背景に、エルドアン大統領による政治的圧力がありそうです。(またおまえかといいたくなりますね)
7月6日には6会合連続で金利を据え置いていたチェティンカヤ前総裁を任期途中で更迭したということは、前記事でも書いていたと思います。
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更迭の理由について記者団に「金融政策で我々の指示に従わなかったため代えざるを得なかった」といい、政権はチェティンカヤ氏に6月の決定会合で3%の利下げをするよう要求していたとのこと。
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中銀はウイサル新総裁のもと、さらなる利下げを模索する可能性もあるそうです。
市場では中銀の独立性が低いと警戒されているようですね。
さらに中銀の独立性が低いということで、悪いニュースは続きます。
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フィッチが2019年7月12日にトルコの長期債格付け(自国通貨建て、外貨建て共に)をBB+からBB-に2段階格下げしました。
見通しを弱含み(ネガティブ)とし、引き下げの背景として、フィッチはトルコのエルドアン大統領がトルコ中央銀行のチェティンカヤ中銀総裁(当時)を7月6日に突然解任し、後任にウイサル副総裁(当時)を指名したことを挙げています。
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トルコ大統領(政治)が、見解の異なる中央銀行総裁を解任したことだけをとっても通貨リラには悪材料ですね(ノ)・ω・(ヾ)
フィッチは格下げの背景として、中央銀行の独立性が懸念されるトルコ中銀総裁の解任を挙げました。
さらにまだトルコの懸念材料があります。
例えば、北大西洋条約機構(NATO)が最大の脅威とみなすロシアから、トルコがミサイル防衛システムを購入しました。
米国などは今後、場合によってはトルコに対し経済制裁を科すことがないとはいいません(トランプ大統領はトルコにたいして制裁はしたくないといっていますが..)
さらに、欧州との関係もギクシャクしており、今後の動向に注意が必要です。
それでも、リラは今のところ、19円代を底堅く推移しました。
予想ですが、トルコの利下げが低下傾向のインフレ率を考えれば、利下げに転じて当然だと思われているからでしょうか。
また、米国との関係も制裁があったとしても、決定的な対立は回避したいという意欲があるのでそこを買われているのでしょうか?
なんにせよ、私個人としては、今、リラに手をつけたくはありませんね。
普通に考えればインフレも徐々に緩和されており、タイミングで利下げも行っているので買いだと思いますが、上記でいっている通りのリスクがあるので、。、。売りも買いも怖いです。
エルドアン大統領が余計なことしなければ買いです笑。
中銀の独立性の脅かし(中銀総裁の解任や利下げの要求)や、ロシアからミサイルの購入なんてことをエルドアン大統領がしなけれ、リラはもっと強く、今回の政策金利の発表でもっと上にいってもおかしくなかったと思うんですがねぇ苦笑苦笑。
とまぁ、トルコの話はここまでにして、
ランド円いってみましょう。
下記はニュースからの引用になります。
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今週の南アフリカランド・円(ZARJPY)相場は、週初7.726円で寄り付いた後、翌7/23に、5/1以来、約3ヶ月ぶり高値となる7.809円まで上昇。
しかし、
①ムボウェニ南アフリカ財務相による「国営電力会社エスコムは現時点で財政上、維持できない状態」「財政構造において最大のリスク」「南アフリカの対GDP比債務は受け入れられない水準」との発言
②格付け会社ムーディーズによる「南アフリカ政府による国営電力会社エスコムへの支援策(590億ZAR)は格付けにとってネガティブ」との見解が重石となると、週末にかけて、6/28以来、約1ヶ月ぶり安値となる7.593円まで急落。
特に後者の影響は極めて大きく、ムーディーズが格下げに転じると、3大格付け会社全てでジャンク級となるため、同国への資金流入が一段と細る恐れが警戒される。
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まぁ簡単にいうと、ランドの格付けが下げられました。
これによりランドは暴落。
ランド円は一時7.80をつけましたが、先週の引けでは7.60まで落ち込みました...
(ちなみにわたしは7.73Lした愚か者です笑)
来週もわたしとしても続落予想ですね...
7.60割るとどこまで落ちるか想像がつきません...
幸いレバレッジも3.5倍くらいなので塩漬けで様子見になりそうです。
さて
今週の収支です
トレード
+3700円
スワップ
+3722円
合計
+6422円
以上です。
なお、前述したとおりランド円10万通貨。
また、前から塩漬けになってるメキシコペソも10万通貨もちこし中です涙涙
来週も頑張っていきましょう(ノ)・ω・(ヾ)
p.s
みんなのfxさん
トルコリラスワップ87円ですね苦笑
金利から計算すると
102円が適正ですので15円持っていってますね笑
ランド円は13円のとこを
12円
メキシコペソは12円のとこじゃ
11円
約,,,ですけどね笑
スプレッド縮小してますけどそうじゃないんだよなぁ(ノ)・ω・(ヾ)(ノ)・ω・(ヾ)
今日はこれでも...